「試合で借金、負ければ終わり」ボクシングの残酷 世界戦はギャンブル、自宅を担保にする会長も (msn.com)
いままでの昭和の興行方法では大きなジムにしかほとんどチャンスは無く、弱小ジムから強い選手は移籍して大きなジムへ行ってタイトル戦に挑むという事しかかなわず、それに加えてチケットを余程の有名選手以外はアルバイト等の仕事掛け持ちしながらチケットまで手売りで行うという手法。なんだか協会だけが、、、、とよく聞く話に思えて仕方がない。
そんな中、亀田興毅氏らによる「3150ファイトクラブ」はそれらの古い体質からの脱皮を目指して「ボクシングだけで飯が食えない選手」にボクシングを通して生活できるだけの十分な収入を得れるイベントや手法を模索されています。亀田一家といえばTVやマスコミに良いように利用され、少しパフォーマンスをするとヒステリックな聖人君子からボロクソにたたかれ、挙句の果てには「弱いチャンピオン」とまでの罵詈雑言を浴びせられています。しかしボクシングとはそんなに甘いものなのでしょうか?
弱いのにチャンピオンになれる?
そんなことは有りません。
しっかり実力があり、3兄弟全て世界チャンピオンになるなんて偉業としか言いようが有りません。リスペクトしかないです。しかしマスコミにおどらされた頭の弱いボクシングファンの一部の人は「弱い相手としか、、、」と言い放ちます。チャンピオンになると「認定団体」より選ばれる「指名試合」もありますが、それらをクリアしてもののしられています。リスペクトよりも批判や否定に走るしょうもないファンが増えては先が知れてます。ボクシング業界はTVだけで育ったファンが多いためマスコミに誘導されてしまっているのでしょう。
そして昨今は新しい試みとして朝倉未来らの「ブレイキングダウン」などは街中でパワーを持て余している喧嘩自慢やいろんな異種格闘技家たちを集めて「1分間のフルパワー対決」の興行を行っています。1分で何が出来る?と言われますがただの1分間の戦いではなくオーディションやそれまでの戦いも含めた「ストーリー性」からファンを釘付けにしています。
最初大会には最初は町の荒くれものの「喧嘩自慢」ばかりだったのが最近は元格闘家や現役選手、元東洋太平洋チャンピオンやK-1レジェンド、エンタメ枠まで出場して大いに盛り上がっています。
早くも次回はシリーズも「8」になり、もはや数億、もしかしたら10億を超えた興行になっているのかもわかりません。
素人が名前を売って一攫千金、そしてyoutube等で継続的に収入を確保しています。食えない格闘家たちも時給で働くより、やはり戦ってなんぼとおもいますのでこれから格闘家の出場はさらに増える事でしょう。ストーリーが有っての戦い、強烈なあおりや因縁、お互いの勲章をかけた戦いと様々なストーリーが有りますが、亀田選手たちは少し、いやかなり時代が早かったのでしょう。
これからも目が離せません!